心配の要らない快適な走行可能な日本車のエコカーが一番!

世界でも日本車の売り上げは高く、2016年の世界の自動車販売においてはトヨタがトップでその他の日本の車メーカーがトップ10に4社も入っているほどです。

それだけ日本のクルマの人気は高いのに、わざわざ輸入車に乗る理由とは何なのでしょうか。

デザイン性の違い

一般的に輸入車は国産車よりも高めの値段設定となっています。

同じクラスのクルマでも、輸入車のほうが4~5割程度は「割高」、ものによっては倍近いこともあるのが実情です。
つまり、国産車に乗っているほうが「お得」というわけです。

それなのに輸入車に乗るというのですから、きっと日本の車にはない魅力があるはずですよね。

その魅力としてまず挙げられるのが、デザインでしょう。
近年こそ個性的なクルマが増えてきている日本車ですが、それまでは「没個性的」なクルマばかりでした。

その状況を端的に言い表しているのが、「トヨタ80点主義」という言葉です。

これは万人向けするクルマを作ることを目指すというメーカーの考え方なのですが、日本で最も販売台数の多いトヨタがこういった考え方をしているということはほかのメーカーも推して知るべしでしょう。

一方、昔から輸入車はおしゃれ、カッコいいとされてきました。
エンブレムやメーカーのマークがなくてもどこのメーカーのクルマかというのが一目瞭然でわかることも少なくありません。

走行性能その他の差

走行性能はどうでしょうか。
ヨーロッパをはじめとして海外では日常的に使用する速度域が速いために、エンジン、サスペンション、ブレーキ、ボディ剛性などのクルマとしての基本性能が高くなければなりません。

したがって、基本的には輸入車のほうが優れているといえるでしょう。
けれども、日本車には日本の国に合った走行性能があります。

たとえば輸入車は前述したように高速域をストレスなく走るようなエンジン設計がなされており、エンジンの高回転域でのレスポンスを重視している傾向にあります。

しかし日本で高速走行をしてもせいぜい100キロ程度、それよりもストップアンドゴーの多い狭い街中で使いやすいのは低速域の使いやすいエンジンで、日本車のそれにはそのような特徴があります。

この他、燃費に関してはハイブリッドカーなど技術に長けた日本車に軍配が上がりますし、耐久性については以前から日本の車の評判は高かったものです。

つまり輸入車にも国産車にもそれぞれメリット、デメリットがあるので、どちらを選ぶかはあくまでも個人の趣味であるといえるのかもしれません。